高級腕時計は投資としても人気が高い商品です。2024年の夏を見据え、現在の高級腕時計の価格と買取価格の目安を解説します。
人気モデルの一つであるロレックスのデイトジャストですが、中古市場での相場は30万円から50万円程度です。購入年や程度によって幅がありますが、定番人気モデルのため比較的高値で取引されています。
ロレックスをはじめとする高級時計ブランドの買取価格は、新品価格の3割程度が目安とされています。例えば50万円の新品の場合、15万円程度で買取されることが多いです。
ただし、限定モデルなどでは新品価格を大きく上回るケースも。年式や程度でも大きく左右されます。正規販売店で購入した証明がある場合も高値での買取りが期待できます。
近年需要が伸びている高級腕時計市場は、2024年夏に向けてさらに活発化すると予想されます。東京オリンピック効果や訪日外国人の増加、国内外の景気回復などを背景に、一層の高値成約が期待されるところです。
ロレックスのスポーツモデルとして人気のサブマリーナーですが、プロフェッショナルモデルとしての側面もあり、ダイバーズウォッチの定番として根強い人気があります。
中古市場では40万円から70万円程度で取引されているのが相場ですが、年式や程度に左右される部分も大きいです。
サブマリーナーの買取価格は、上記の目安通り新品価格の3割程度。したがって150万円程度の新品の場合、買取価格は約50万円に設定されることが多いでしょう。
高級腕時計への投資が注目される背景には、以下の魅力があります。
・値上がり益の期待できる点 ・比較的小額の資金で参入しやすい点 ・世界的なブランド力がある点
なかでも資産形成としての価値が高まっているのが、定番人気モデルのロレックスです。上昇トレンドが期待でき、少額から参入できる手軽さがあるため、世代を問わず投資対象として選ばれています。
高級腕時計の相場動向と価格は、様々な要因の影響を大きく受けます。主なポイントを整理すると以下の通りです。
・世界経済の景気動向 ・訪日外国人旅行者数の推移 ・円高・円安の影響 ・各ブランドの市場戦略
このうち最近では、インバウンド消費や海外富裕層の影響力が大きくなってきています。訪日旅行者数の増加が高級時計需要の拡大に直結する形で、価格形成にも大きな影を落としているのが実情です。
それでは実際に、現在人気上位の3モデルを取り上げて相場動向を比較してみましょう。
1位 ロレックス サブマリーナー 2位 ロレックス デイトジャスト 3位 パネライ ルミノールマリーナ
この3機種はいずれもスポーツ・ダイバーズウォッチのカテゴリーですが、世代を問わず支持されている定番モデルです。
相場上昇率を比べてみると、過去5年程度で+30~50%の値上がりを実現。安定した人気が値動きにも表れています。今後のオリンピック効果などを背景に、さらなる上昇が期待されます。